睡眠には、脳を休めて疲れを取り除き、細胞を再生・修復したり、ストレスをリセットするなどの役割があり、ぐっすり眠ることは心と体の健康にとって大切です。
睡眠時間を十分に確保することも大切ですが、同じ7時間でも睡眠の質が違えば、睡眠による効果が全く異なることがわかっています。
睡眠環境を改善し、ストレスを解消することで、睡眠の質を上げてぐっすり「ぐっすり快眠」を目指しましょう。
「入眠の儀式」
ストレスをリセットするためには、何かひとつ「寝る前にこれをすれば眠れる」という習慣を身に着けるのがおすすめです。
これを「入眠儀式」といいます。
ポイントは、自分がほっとできることと、簡単にできて続けられることです。
例えば、ベッドに入ったら深呼吸をするとか、気になっていることを紙に書き出すとか、お気に入りの静かな音楽や自然音をかけるなど。
いろいろ試してしてみて、自分にあった方法を探してみましょう。
サンプル音の水の流れる自然音も無料で聞けます。
お試しに聞いてみてください、眠くなりそうになります。
「眠りの小物」
ふわふわしたもの、肌触りのいいものに触ったり密着したり囲まれたりすると、心地触感によって心が落ち着きます。
触っているだけで心が落ち着くアイテムはスムーズな眠りにも有効です。
お気に入りの抱き枕やぬいぐるみなど、自分の「眠り小物」を抱いて布団に入ってみましょう。
小物をプラスしなくても、毛布やタオルケットで顔をおおうことで安心するという人もいます。
寝具を見直す
柔らかすぎるマットレス、高すぎる枕、重すぎる掛け布団など、普段気にも留めていない寝具の不具合が眠りの質を低下させている場合があります。
腰や背中が痛いならマットレスに、肩や首が痛かったりいびきをかくようなら枕を見直してみると良いでしょう。また、ジャージなどを着て寝ている場合は、パジャマにするだけでも寝つき時間が短縮したというデータあります。
寝具の環境
質の良い眠りのためには、寝具の環境も大切です。
まずは光。
寝る時は真っ暗に、目覚める時は自然に明るい空間になる部屋が理想的。
遮光カーテンや厚手のカーテンを利用している場合は、少しだけ隙間を空けておくとよいでしょう。
また、快眠のためには寝室の空気をできるだけ清潔に保つことが大切です。
ホコリがたまりやすい場所でもあるので、掃除をこまめにしたり、空気清浄機を設置するなど工夫しましょう。
寝る前の食事
寝る直前の飲食は安眠を妨げるので、食事は3時間前までに済ませいることが理想です。
とはいえ、空腹すぎても眠りの質が低下するので、眠れない程お腹がすいている時は、牛乳か豆乳をゆっくり飲むか、チーズやゆで卵を少量摂るとよいでしょう。
いずれも睡眠にいいトリプトファンという成分を多く含むので、空腹を和らげるとともに、快眠をサポートしてくれます。
まとめ
快眠のツボに関して自分なりの方法も独自に、研究してみると日々の生活の質も高まるので試してみましょう。
朝起きて爽やかな気分でいられると、仕事パフォーマンスもやる気も高く維持できるはずなので、その日一日もきっとよい一日なることでしょう。