最初に発見したときは、上記の状態で完全にパワーが入っていない状態で見つかった。
残念ながら、息はしていない状態だった。
完全にインスタントラーメンを食べる段階で、僕は三分に設定するつもりでいた。
だが、完全にやられた。
キッチンタイマーが息してない状態では、カップラーメンが食べられない。
三分が計れないことは、僕にはとても、重大だった。
なぜなら、タイミング良い状態の麺の固さで、ラーメンを食べられないかもしれないからだった。
ゆるゆるの、麺の固さになってしまうと恐ろしい。
どうすれば、この状態を回避できるのか。
そうだ。
電池を変えよう。
僕は考えた。
これを素早く解決するには、
100均だ!
僕は、自転車の鍵をもぎ取るようにつかみとり、
ダッシュした。
このままでは、カップラーメンが食べられない。
カチャ、自転車の鍵を開ける。
そして、もうダッシュの立ちこぎで、100均へ急いだ。
と、そのときだ、
『カンカンカンカン』
くそ!
線路を渡らなければならないのだが、タイミング悪く電車が来たようだ!
三十秒のロストした。
くそー!
踏み切りが開いた。
その瞬間、もう一度立ちこぎだ。
カップラーメンを絶対食べるぞ!
このときに集中力はかなり高まっていた。
なんとしても、カップラーメンを食べるため急ぐ僕であった。
お次は、100均についたが、
驚愕したことに、
ボタン電池の種類が豊富だった。
迷う!
どれだ!
どのボタン電池がこのキッチンタイマーに合うのか!
しまった。
交換すべきボタン電池を
、持ってくるべきだった。
左上にキッチンタイマーの絵がある。
きっとこれだ。
これに違いない。
よし、これでいこう。
買って家でついに交換だ。
まだ、息してない。
息を吹き返すための手術をします。
裏返すとこんな風です。
ふたを開けるとボタン電池があることがわかる。
そして、ボタン電池には、LR44と書いてある。
同じだ。
これなら、合うはずだ。
よし、これなら、大丈夫だ。
確信にかわる。
ふたを閉めるぞー。
もとに戻った!
よし、これで、ラーメンが食べられるぞ!
ところが、まだ終わりではなかった。
これは、ただの序章にすぎなかったのだ。
僕は、おもむろに振り替えると、
まだ息してないやつがいた。
それは、
ティーファールのキッチンタイマーだ。
我が家にこんなやつがいたとは、
おそろしや。